CentOS5で最小ネットワークインストール構成に後からXWindowを入れる

前回のCentOS5ネットワークインストールをした後の話である。
普段であればサーバー用途なのでGUIは入れないで後はyumでがつがつサーバーソフトウェアを入れていくのだが、せっかくLinuxデスクトップを利用しているのでCentOSでもXwindowを入れてみることにした。
デスクトップ用途だとディスクがいったい何枚必要になるのかわからないので、そういった意味でもネットワークインストール最小(途中でフリーズする危険がインストールサイズが大きくなるほど多い)でインストールを完了させ、その後yumで後からXwindowを入れるのがディスク1枚ですむので地球に優しいのである。
さてかといって一つ一つyumのパッケージを入れるのは大変なのでパッケージのさらにパッケージというのがyumにはある。実はコレインストール時に選ぶパッケージ群とほぼ同じと考えてよい。以下のコマンドをrootで実行する。するとインストーラーで見慣れた名称が現れるはずだ。
# yum grouplist
最小限のXwindowsSystemとGNOMEデスクトップを入れる。
# yum groupinstall “X Window System” “GNOME Desktop Environment”
さすがにパッケージのサイズはトータルで300Mほどあるはずなので1時間ほど覚悟しよう。インストールが完了してもこのままではハードウェアの設定がすんでいないのでstartxしても立ち上がらない。


Xの設定であるが、まずは設定ファイルを自動認識で作成してもらおう。
# X -configure
しかし、これだけで立ち上がることはなく、もうひとつ設定を噛ませる必要がある。
# setup
これで各種セットアップがコンソールベースのGUIでできるのでXwindowSystemを選択して、ディスプレイと解像度を設定しよう。なおこのセットアップはXwindowベースのアプリケーションなので実機の前で行わなければいけない。これが終わった後にstartxすると晴れてGNOMEデスクトップが拝めるわけである。

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