ApachetとTomcatといえばmod_jkで連携するのがこれまでの定番であった。 Apache2.2からはApacheの組み込みモジュールで連携することができる。
実験はVineLinux4.1で行った。 Apache2.2はaptでいれるとmod_proxyやmod_proxy_jspは入っているはずである。
Tomcatのバージョンは6.0.13だが、Tomcat側はajpプロトコルが使えればいいので5だろうと4だろうと多分大丈夫。
下の例は同じマシンで動くTomcatのexampleコンテキストに/exampleでアクセスできるように設定したものである。
#Tomcat Connect Setting
LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so
<Location /examples/>
ProxyPass ajp://127.0.0.1:8009/examples/
</Location>
Apache2.2が出て間もないのと、mod_jk並に細かい設定ができるかわからないので、 JKによる連携が急激に廃れることはないと思うが、 コンパイルする必要がなく設定だけで連携できるのは個人のテスト環境としては楽でいいのではないだろうか?