前回さまざまなLinuxで無線LANを試したと述べた。
今回はその中で一番導入のハードルが低かったUbuntu Linuxについて取り上げることにしよう。
まずバージョンはUbuntu7.0.4デスクトップ版かつ日本語ローカライズ版を利用した。日本語ローカライズ版に関してはミラーサイトが見つからなくって、ダウンロードに4時間ほどかかってしまった。
そして対象無線機器だが、これはチップ毎に取り上げてみることにする。今回実際に使ったマシンはLet's Note CF-R3である。
まず起動すると無線機器の認識がされているはずである
dmesg | grep ipw2200
エラーが出ていなければOK
その後はESSIDとWEPキー(とインデックス)を設定するだけ
sudo iwconfig eth1 essid ESSID
sudo iwconfig eth1 key restricted s:キー [キーのインデックス] key [キーのインデックス]
sudo iwconfig eth1 rate 54M
おそらくDHCPが有効になっていれば1分もすればIPアドレスが割り当てられるはずである。
毎回コレを実行するのが面倒なので
GUIツールではWEPキーのインデックスの設定ができないということなので/etc/network/interfacesを以下のように設定する。
auto eth1
iface eth1 inet static
wireless-essid ESSID
wireless-key s:WEPキー [WEPキーインデックス] key [WEPキーインデックス]
address 192.168.1.x
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
IPアドレスとgatewayはそれぞれ適宜変更。
WEPキーインデックスはコレを指定しないと普通つながらないと思うのだが、なぜか世の中の例を見ると設定していないところが多い。なんで?