1ヶ月程前に成功はしていたのだが、安定性を見極めるまで正式な記事としてUPするのは控えていた。
いわゆるIntel Centrinoで採用されている無線LANチップのipw2200シリーズの無線LAN設定を取り上げる。実は様々なチップの中でもかなり楽な部類に入るのでLinuxで無線LANをやりたければCentrino搭載機種を選ぶべし。
通常ドライバーが利用するファームウェアのダウンロードが必要なのだが、なんとUbuntu7.04にはファームウェアが導入済みである。なので後はESSIDやWEPの設定をしてやればそれだけで利用可能となる。
起動したらワイヤレス機器が認識されていることを確認しよう。実験対象マシン(Let's note CF-R3)では有線LANがeth0で無線LANはeth1となっていた。
sudo iwconfig
次にESSIDとWEPキーの設定をする
sudo iwconfig eth1 essid essid
sudo iwconfig eth1 key restricted s:キーの文字列 [キーのインデックス] key [キーのインデックス]
WEPキーの設定でキーのインデックスを指定しない場合はキーの文字列以降は指定不要。
もう一度iwconfigをしてアクセスポイントのMACアドレスや通信レートなどが取得されていればとりあえずは成功。ただしこのままだと電源を切るたびに上記設定をやり直すことになるので成功を確認したらネットワークの設定を書き換えるべし。
後日談
1週間の利用実績の中で前触れもなくいきなりフリーズが3回・・・
該当アプリケーションだけ落ちるのならともかくOSごとフリーズなのが痛い。でもよく考えると常に最新のパッケージを追い求めるUbuntuはそれほど安定性はないのかもしれない。一応誤解なきように弁護しておくと別のNIC(たとえば有線やBroadComチップなど)は安定しているから相性なのかもしれない。