デジタルオーディオプレーヤー M42 Square 徹底レビュー

震災後出勤時間を早めにした(10時出社が8時出社)ため、行きの電車で座って寝るということができなくなるだろうということで、暇つぶしグッズとして動画の見れるプレイヤーを物色。

値段の安さとタッチパネルに引かれてM42 Squareを7000円ちょいで購入。
ほかに検討したのはMP860など。しかしこちらは画面が小さそうだったのとトランセンド製品はMP320で使っていて同じメーカーは面白くないんでパス。

しかしこのM42 Square 音楽だけを聴くなら問題ないけど、メインである動画を見るとなるとかなり苦戦すること間違いなしという状況だった。

まず画面が暗いし、反射もするし、視野角も狭いので室内もしくは地下鉄など若干暗いところじゃないと見づらい。特に黒い背景が多い映画だと、自分の顔を常に映しながら見ているようだ。

次に電池の持ちが(動画を使うと)2.5から3時間ほどだろうか。音楽聴いていて、ディスプレイの消灯までの時間を短くしていれば10時間はもつかな。でも音楽プレーヤーとしてならもっとコンパクトなMP320があるわい!

さらにタッチディスプレイの感度が悪くってiPhoneなどを想定しているといらいらすること間違いなし、幸いにして代わりにボタン操作ができるのでそれを使えば問題なし。

充電にも癖があって、USBから充電するのだけどパソコン起動している状態だとUSBメモリモードになって充電モードにならない(充電されるのだろうけど遅いような)
PCの電源がOFFでもUSBに十分電力が供給されるPCでないと充電モードにならないようだ。まったくもってわかりづらい。しかも充電には6時間以上かかる。

さらにフリーズが多い。主に圧縮動画でよく見られるが、再生途中にフリーズするとリセットボタンを押さない限り電源も落とせない状況に陥る。買ってからしばらくは爪楊枝が手放せない状態になっていた。

というわけで買った直後は「やっちまったなーこれ」と思っていたのだけれど、何とか回避策を探っていくうちに電池がなくなるまでは使いつぶそうという気になってきた。

次回以降のエントリーではM42 Squareで再生できる動画フォーマットについて詳しく取り上げたいと思う。

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