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小技 アーカイブ

2007年07月30日

指定時刻以降の更新されたファイルを列挙する

ちゃんとバージョン管理されていればいいのだが、個人のサーバーなどでそこまでやっていなくて、 どのファイルを変更したかよくわからなくなったという経験が誰でもあるのではないだろうか?そんなときに効く小技

まずは基準点となる日付ファイル(空のファイル)を作成する。

touch -t 200707302100 lastupdate

2007/7/30 21:00を基準点として、カレントディレクトリ以下にあるそれより新しいファイルを列挙する

find . -newer lastupdate

これで「たしかどっかの設定ファイルいじってから動きがおかしくなったんだけどどのファイルだったかな?」 という問題解決の一助となるはずである。

 

 

2007年08月08日

LinuxコンソールのBEEP音を消す!

普段Linuxはputtyなどで操作しているから、たまにコンソール操作しているとタブ保管で候補が絞れない時とかまでBEEP音が鳴りまくりでびっくりする。

BSキーを連打などしているとすさまじい騒音源となること請け合いで周りの注目を集めること請け合い。何回も繰り返すとやがて殺意の目線を浴びることになるのでそうなる前にBEEP音を消してしまおう。

とりあえず下記はRedHatEnterprise3.0での設定例だが、おそらくFedoraやVineやCentOSなどのRedHat系なら共通で対処できると思う。

vi /etc/inputrc

#set bell-style none

→コメントをはずす

次回ログイン時からはとても静かな環境が展開されることだろう。

2007年08月21日

秘密鍵のパスフレーズを消す方法

当然のことながらこれを実行するとセキュリティレベルが下がるので絶対必要な局面以外では行わないこと。

必要になる局面とは
Apacheの再起動時にパスフレーズの入力を求められるので自動再起動ができなくて困るとか
公開鍵認証方式によるファイル交換システムを作成したいのだが、パスフレーズがあると困るとか
である。

rsa方式で作った場合の除去方法

openssl rsa -in パスフレーズ除去前の秘密鍵 -out パスフレーズ除去後の秘密鍵

もっともこんなことをしなくても最初に秘密鍵を作成するときにパスフレーズを空にすればよいのだが(笑)

2007年08月30日

viのbeep音を消す

前回のエントリーでLinuxのうるさいBEEP音を消すやり方を書いた。
これで静寂の世界が訪れたと思いきやまだ甘かった。

viがうるさい。もともとemacs使いなのでviになれていないのを差し引いてもとにかくやたらbeep音がピーピーなる。というわけで今回はこいつを黙らせて見よう。

ここで紹介している方法はvim(Linuxのviはほとんどこれ)の話なのでSolarisとかには当てはまらないので注意。

vimの設定ファイルはホームの.vimrcに書いておくこいつを編集(なければ新規作成)

set visualbell

直訳すると視覚的ブザーってところか。いままでbeep音がなる局面で今度は画面が微妙にフラッシュする。無設定時のbeep音騒音公害とちがって実に控えめである。

そもそもSSHターミナル使えよという突っ込みは拒否(コンソールの前でしなきゃならん作業もあるわけだ)

2007年09月05日

SE Linuxを一時的にOFFにする

昨日久々に実験機のCentOS4を触ってMySQLを起動しようとしたら失敗した。

ログを見てみるとどうやらSELinuxが絡んでいるようだ。実験機なのであまり深く考えずにとにかくMySQLを起動させるためにSELinuxを一時的にOFFにした。

以下でSELinuxを無効にできる。

setenforce 0

再びSELinuxを有効にするには

setenforce 1

正直SELinuxはほとんど未知の領域なのでOFFにすることでしのいでいるが、そろそろ本格的にやらないとまずいかなと思う今日この頃。

2007年09月15日

一定日数経過したバックアップファイルを消す方法

emacsやviでも編集後自動的にファイル名~でbackupファイルが作成される

これはこれで設定ファイルの変更ミスしたときにリカバリーできるのでありがたいが、一定時間経過してしまえば不要となるし、攻撃の足がかりとなる可能性もあるので古いバックアップファイルは消してしまおう。

30日経過したバックアップファイルを列挙(あらかじめディレクトリは移動しておくこと)

$ find . -name "*~" -type f -mtime +30

いちおうこの実行結果を見て問題なければ消してしまおう

$ find . -name "*~" -type f -mtime +30 | xargs rm

なお、最終更新日付の条件は不正アクセス対策入門の入門という本にのっていた方法を加えさせていただいた。

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