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CentOS アーカイブ

2007年08月28日

CentOS5.0ネットワークインストール

さすがにそろそろ主流にも乗っておこうと一年ぶりぐらいにCentOSインストールに挑戦。

とはいってもCD6枚焼くとかDVD用イメージ2G以上をダウンロードする気力もないのでネットワークインストールに挑戦。CentOS4.2のときもネットワークインストールに挑戦している。

ネットワークインストールはVineLinuxだとほとんど失敗した覚えがないがCentOSは巨大なパッケージ郡を落としている途中でエラーが出てインストーラーがそのまま終了という苦い記憶がある。

ネットワークインストールを成功させるコツは

テキストインストール
最小パッケージ構成

以上で望むこと。それでもディスク1枚分ぐらいはダウンロードしてくるので時間はかかってしまう。


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2007年09月14日

CentOS5で最小ネットワークインストール構成に後からXWindowを入れる

前回のCentOS5ネットワークインストールをした後の話である。

普段であればサーバー用途なのでGUIは入れないで後はyumでがつがつサーバーソフトウェアを入れていくのだが、せっかくLinuxデスクトップを利用しているのでCentOSでもXwindowを入れてみることにした。

デスクトップ用途だとディスクがいったい何枚必要になるのかわからないので、そういった意味でもネットワークインストール最小(途中でフリーズする危険がインストールサイズが大きくなるほど多い)でインストールを完了させ、その後yumで後からXwindowを入れるのがディスク1枚ですむので地球に優しいのである。

さてかといって一つ一つyumのパッケージを入れるのは大変なのでパッケージのさらにパッケージというのがyumにはある。実はコレインストール時に選ぶパッケージ群とほぼ同じと考えてよい。以下のコマンドをrootで実行する。するとインストーラーで見慣れた名称が現れるはずだ。

# yum grouplist

最小限のXwindowsSystemとGNOMEデスクトップを入れる。

# yum groupinstall "X Window System" "GNOME Desktop Environment"

さすがにパッケージのサイズはトータルで300Mほどあるはずなので1時間ほど覚悟しよう。インストールが完了してもこのままではハードウェアの設定がすんでいないのでstartxしても立ち上がらない。

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2008年09月25日

CentOSでWakeOnLan使ってみる

ディストリビューションによって微妙に違う

vineだとwolってパッケージだったけどCentOSはwakelanというパッケージになる。

yum install wakelan

さくっとインストール後、192.168.0.0/24に対してマジックパケットを投げるなら以下のコマンドを投入

wakelan -b 192.168.1.0 -m マックアドレス

起こす対象のPCがたくさんあるならシェルを作っておくと便利かも

2008年09月26日

CentOS5.2 でPHPアクセラレーターAPCを入れる

PHPの高速化として利用されることが多いAPC

早速CentOSでも入れてみた。

前準備

PHPの開発環境とコンパイラが必要なので、rootで以下のコマンド投入

# yum install php-devel.i386

# yum install gcc

# yum install make

いよいよ本番。APCの公式サイトから最新をダウンロードして、 解凍してそのフォルダに移動。以下のコマンドを投入

# phpize
# ./configure --enable-apc
# make
# make install

うまくいけばCentOSの場合下記ディレクトリにモジュールファイルがコピーされる。

/usr/lib/php/modules/

次にphp.iniで設定

vi /etc/php.iniで以下の行を末尾に追記

extension=apc.so
apc.mode = mmap
apc.cachedir = /tmp
apc.check_compiled_source = 1
apc.check_mtime = 1

# service httpd restart

であとはphpinfoでAPCが有効になっていればOK

2008年09月29日

CentOS5 CUIでのネットワーク設定

RedHat時代からおなじみだった、netconfigがなくなって

system-config-networkという新しいコマンドラインツールに変わっていた。

いやー当然のようにnetconfigって打ち込んで出てこないからびっくりしたんだけど、 意味のある変更なのかなと首を傾げてしまった。

2008年09月30日

CentOS5.2 JDKセットアップ

特に難しいことはない

SunのサイトよりRPMファイルのJDK(原稿執筆時点ではjdk-6u7-linux-i586-rpm.bin)をダウンロードして、 実行権限を付与して、ライセンスに同意するのみ

CentOSではパスの通っているところにシンボリックリンクが作られるので特段設定は必要ない

なおwgetを使ってダウンロードするときにファイル名が長すぎる時は以前のエントリーを参考に対処してほしい

wgetでファイル名が長すぎると出た時

http://rutake.ddo.jp/blog/techmemo/2007/07/wget.html

mod_proxy_ajpでApache Tomcat連携

前のエントリーに続きCentOSでJava環境構築シリーズ

Apache2.2になってmod_proxy_ajpを使うようになり、mod_jk(もはや非推奨)の時代より格段に楽になった。

通常CentOSのApache2.2にはモジュールがすでにインストールされた状態なので後はTomcatのインストールと連携の設定をhttpd.confに加えるだけとなる。

Tomcatのインストール

公式サイトからダウンロードして解凍する。/usr/javaに解凍してstartup.shを実行したらそのまま実行できた。 環境変数の設定いらないんだ・・・

一応ブラウザで単体で動くことを確認しておこう

http://サーバIP:8080/

httpd.confの設定

以下の設定をhttpd.confに加えるだけ、LoadModuleの設定は不要だが、 VineLinuxでやるときは必要だったのでコメント行として残しておいた。

#Tomcat Connect Setting
#LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
#LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so
<Location /examples/>
  ProxyPass ajp://127.0.0.1:8009/examples/
</Location>

連携確認

http://サーバIP/examples/

Tomcatのサンプルが出てくればOK

 

2008年10月01日

CentOS5 + Postfixでメール設定

最小ネットワークインストールだったのでmailコマンドすら入っていなかったのでそれらも含めて設定してみた。 CentOSにはsendmailが標準で入っているのだが、設定がとても面倒なのでpostfixに逃げた。

まずはyumで必要なバイナリをインストール

# yum install
# yum install postfix
# service postfix start

ここでサービスを起動していない場合は「postdrop: warning: unable to look up public/pickup: No such file or directory」というエラーが出るので注意(はまった)

さてさてこのままではOutBound25のブロックに引っかかり外には送信できないためリレーするように設定をする。

# vi /etc/postfix/main.cf

以下の記述を追加

relayhost = [SMTPサーバ]

postfixを再起動してめでたく外への通信ができるようなった。

 

2008年10月02日

Oracle 10g Express Edition on CentOS5

毎度おなじみのOracle Express Editionのインストール

今動いているサーバはメモリが1Gあるので常用目的で入れてみる(これまでは入れるだけで放置ばかりだった)

OTNのUSAからrpmファイルを取得し、
rpmをそのままインストールすると下記エラーとなるので注意

エラー: 依存性の欠如:
libaio >= 0.3.96 は oracle-xe-10.2.0.1-1.0.i386 に必要とされています

# yum install libaio
# yum install bc
でlibaioを入れておく。入っている場合は当然不要。さらにbcコマンドが必要なので(最小インストールだから入ってないのかも)これも入れる

# rpm -Uvh oracle-xe-10.2.0.1-1.0.i386.rpm

おそらくインストールはすぐに終わるだろう。そしたらポート番号やパスワードの設定

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2008年10月09日

CentOSのPHPにはマルチバイト対応入ってませんのであとから入れましょう

実はサーバ移行以来Pukiwikiのshowrssプラグインが文字化けしていた。

文字コードがUTF-8になったのが原因かなと思って、 内部エンコード調べようとしたらmb_internal_encodingの関数がないとエラーがでていた (画面には出力されないので/var/log/httpd/error_logに出る)

というわけでマルチバイト関数をyumでインストールしなければならないけどパッケージ名はなんだっけとネットで検索したところ php-mbstringらしい。というわけで早速yum

# yum install php-mbstring

httpd再起動をしないと反映されない。

# service httpd restart

無事showrssの文字化けがなくなった。

CentOS(FedoraもRedHatEnterpriseも)のPHPパッケージはVineなどと比べると若干日本語対応においてつまづきがちであるので注意したいところ。

2008年10月29日

CentoOS 5.2 authconfig エラー対策

LDAPを勉強中にauthconfigコマンドをいじっていたらエラーがでた。

UnicodeDecodeError: 'utf8' codec can't decode bytes in position 757-759: invalid data

調べたところ日本語ロケールではうまくいかないらしいので英語のロケールに切り替えて実施するとうまくいった。 いやーめんどくさい

# LANG=en_US.UTF-8 authconfig

 

2008年12月09日

CentOS 5.2 on VirtualPC2007

もちろんMS製品であるVirtualPC2007でLinuxは正式サポートされていないが、 仮想ハードウェアで動かないわけがない。

というわけでネットワークインストールisoイメージをマウントして、ネットワークインストール。 Windows2000を動かしているときはホストOSのCPUは100%なのだが、Linuxだとほとんどアイドル状態がめだつ。

実はサーバマシンのメモリが1Gを突破し、ややオーバースペックなので、Windows2003 Serverを自宅で展開し、 外向けのサーバは仮想マシン上のLinuxで対応しようとしているのである。

いよいよ家庭内にActiveDirectory展開予定。

2008年12月19日

CentOS on VirtualPC 2007のインプレッション

前述の通りハードウェアトラブルのため別マシンに移行
WindowsServer2003上で仮想マシンを動かして公開サーバとしている。

2-3日たって問題点がいくつか出てきたので正直ベースで感想を

まずやはり動的ページを含むコンテンツが遅い。LAN内部からではあまり気にならないが、外経由だと如実に遅くなる。おそらくディスクがボトルネックなんだろう。ホストOSと同一のディスクだもの。
対策としてはリバースプロキシだろうか?

PS. 後の調査では高速なWAN環境ではそれほど気にならない。

そしてVirtualPC2007はサービスとして動いていないので、Windowsをログオフできない。Server系を入れるまでもないと思っていたが、うっかり閉じてしまう可能性もあるので今後は変えていこう。

次の実験課題としては超高速マシンにハイパーバイザータイプの仮想マシンで複数台並列で運用してみたいものだ。そのためにはマシンを新規で構築しないといけないわけだが

2009年09月21日

CentOS 5.3ネットワークインストール

CentOS 5.2でも実行したが、5.3が出たのと前回インストールから300日近くが立っているので
久々に実行した。

しかしネットワーク環境が遅いとフリーズしたかのような遅さなので、CDが用意できればそれに越したことはない。

ネットワークインストールのisoイメージは8Mほど。ネットワークから一番最初に取得するインストールイメージが38Mあるので気長にまとう。その後最小構成(カスタム構成を選び、全てのチェックをはずす)でも500M近くインストールする。

5.0の時のメモ書きがそのまま役に立った。
http://rutake.ddo.jp/blog/techmemo/2007/08/centos50.html

5.3ではtextモードインストール途中でVNCを使うか?などとメッセージが出てきたが、無視。

2010年01月16日

CentOS4.8でPHP5系を使う

CentOS4系ではPHP4.3.x系

いまどき
PHP4はないでしょうに、デフォルトのままだといくらアップデートしても5.xにはならない
(勝手になっても困るのだが)

というわけで通常のリポジトリにcentosplusを加えてやることで実現可能

# vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

#additional packages that extend functionality of existing packages
[centosplus]
name=CentOS-$releasever - Plus
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=centosplus
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/centosplus/$basearch/
gpgcheck=1
enabled=1

# yum update php

インストール環境にもよるが、恐ろしいほどの依存パッケージがあるので一気にUPDATE!

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2010年01月17日

CentOS4.8 PHP5にAPCを入れる

centosplusのリポジトリを加えたら(方法は前のエントリー参照)
こんなものまで入っていたのかと新しい発見。

ちょっと前は自力コンパイルして導入したのだが、
PHPアクセラレーターのAPCもyumでインストール可能

# yum search apc
# yum instal l apc

アクセラレーター入れたことで不具合が出る可能性も過去にあったので
既存環境に導入するときは入念なチェックが必要だろう。

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