わからない単語があるからといって即辞書に手を伸ばしてはいけない。
日本語でもわからない単語に時折遭遇するときに、文脈から意味を類推できれば、辞書は引かないことの方が多い。
ましてやネイティブでなければわからない単語に出会うことの方が多いわけで、そのたびに辞書を引いていたらとてもスピードが伸びない。
なので前後の流れから類推する訓練を日ごろからするべきである。
本日であったのはawryという単語。
こんな単語聞いたこともないが、おそらく口語ではよく使われているのだろう。
知らなかったけども、「何かがおかしい」という意味を類推することができた。
「The total of the user space percentage – us, the niced percentage – ni, and the idle percentage – id, should be close to 100%. Which it is in this case. If the CPU is spending a more time in the other states then something is probably awry – see the Troubleshooting section below.」
上記英語を日本語に訳すとこうなる。
ユーザーCPUの利用率とNICEの利用率とIDLEの合計は限りなく100%になるはずである。
CPUがそれ以外のことに消費されていたら、それは何かがawryである可能性がある。
その場合は下記のトラブルシューティングセクションをご覧ください。
前後の分の流れ、「Aは正常である、しかしそれ以外の時はBの可能性がある。その時はトラブルシューティングを見ろ。」と行っているのでBはよくないことである意味と取れる。実際よくないことor予想外のことぐらいのニュアンスをつかんでおけばawryの意味なんて気にしないで読み進めていくことができる。
こういう訓練を続けていくと未知の単語も恐れることはなくなり、よほどのことがない限り、辞書に頼ることはなくなるだろう。