待望のCentOS6がリリースされてからはや一ヶ月が経とうとしている。
ハードウェアの空きがなかったので、VirtualPCにネットワークインストールを試みて以来実機にはインストールしていなかったのであるが、やはり実機にインストールして自宅サーバーリプレイス用にしなければもったいないとDVDを夜のうちにダウンロードしておいた。
x64の場合DVDは2枚あり、どうせインストールの途中で入れ替えがあるのだろうと思ったら、フルパッケージを選択しない限り二枚目は不要。自分の目的はデスクトップと仮想化だったのでその二つを選んでインストールする限りはDVD一枚目だけでよいようだ。
さてここからは実機CentOS6インストール記録、すべてオンボードグラフィックのインストールなのでマザーボードとチップセットだけあげておく
■785G MSI MSI 785GTM-E45
時間がかかると思ってテキストインストールを選択、テキストインストールだとパーティション構成を自分で作る項目メニューがあらわれなかったため(ブランクディスクじゃなかったのも影響しているかも?継続調査)、しかたなくGUIインストールに切り替えた。デスクトップと仮想化のみ選択して、パッケージのカスタマイズは行わなかった。その後は順調に進みデスクトップも無事起動。さらにオンボードデュアルディスプレイも認識しており、マルチディスプレイ環境がインストール直後から稼動しているのがすばらしい。
■760G Shuttle SA76G2V2
こちらもWindowsが入っているマシンに入れるので、パーティションは自分で作りたいので最初からGUIインストールのつもりで起動。しかし760Gオンボードグラフィックスを認識できず強制テキストインストールへ移行。しかもその後なぜか同じDVDメディアを認識しなくなり手詰まり感。ディスクは上のマシンでインストール成功実績があるし、DVDの相性であれば最初から起動しないはず。というわけで時間はかかるけど、再びCentOS6ネットワークインストールに挑戦。およそ1時間ぐらいかけて最小インストール完了。このあとデスクトップ環境を後からインストールしなければいけないがそれは別のエントリーでまとめるとしよう。
x86版CentOS6はまだダウンロードしてきていないので、我が家に眠るたくさんの32bitマシンのインストール記録もUP予定。しかしインストールが一筋縄ではいかないのはやはりWindowsに比べるとハードルが高い。ディスク読み込み段階でカーネルパニックだったりした昔に比べればだいぶ改善されているのかな